アトピー性皮膚炎の外用療法について|上板橋診療所|東武東上線上板橋駅から徒歩4分の呼吸器・アレルギー内科

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アトピー性皮膚炎の外用療法について

アトピー性皮膚炎の外用療法について|上板橋診療所|東武東上線上板橋駅から徒歩4分の呼吸器・アレルギー内科

2025年11月30日

前回のコラムでも書きましたが、最近はアトピー性皮膚炎の病態の解明も進み、新規の外用薬などの開発も進んでいますが、現在でも外用療法が基本であることには変わりはありません。しかし、外用療法が一時的に皮膚炎治療と混同されることにより、コントロール不良となるケースがありました。

2024年にアトピー性皮膚炎のガイドラインが改定され、治療手順も示されています。

第1ステップ:寛解導入期 約1か月以内にすべての皮疹を取り除き、皮膚が見た目でも触った感触でも正常であり、痒みもない状態を目指す段階です。この段階ではステロイド外用薬を使用します。

第2ステップ:維持期 第1ステップがクリアされたら、同じ外用薬を用いて約1か月間の維持治療を行います。1日1回の外用で維持していきますが、顔などには非ステロイド系薬剤に変更されることが推奨されます。

第3ステップ:漸減期 皮膚の正常状態を維持しつつ、外用薬の頻度を徐々に減らしていく時期で、再燃しないように慎重に進めていく時期です。2-3か月かけていきます。

第4ステップ:ゴール 週2回の外用薬使用で安定している場合、さらに外用薬の頻度を減らしていき、最終的に保湿剤治療のみで皮膚の正常な状態を維持できることを目指します。

現在は新規外用薬の使用も可能な時代です。外用療法は長期的に皮膚が正常な状態であることを目指すために重要な治療法です。この治療により、患者さんと具体的な目標を設定し、治療計画を提示しながら、日常生活に支障がない状態を作っていきたいと考えております。

院長 松原 宙

記事監修:上板橋診療所 
院長 松原 宙

平成9年(1997年)に岩手医科大学医学部を卒業後、同年千葉大学医学部附属病院呼吸器内科に入局。千葉大学医学部大学院加齢呼吸器病態学にて平成18年(2006年)に医学博士を取得。大学病院および千葉労災病院、成田赤十字病院、国立千葉医療センター、斎藤労災病院など複数の関連医療機関で呼吸器内科診療に幅広く従事しました。

資格・専門性:日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、禁煙学会認定禁煙指導医、医学博士の資格を持ち、現在は地域のかかりつけ医として丁寧でわかりやすい診療を心がけています。

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