難治性慢性咳嗽について|上板橋診療所|東武東上線上板橋駅から徒歩4分の呼吸器・アレルギー内科

〒174-0076東京都板橋区上板橋2-1-8

03-3933-2201

WEB予約
メインビジュアル

難治性慢性咳嗽について

難治性慢性咳嗽について|上板橋診療所|東武東上線上板橋駅から徒歩4分の呼吸器・アレルギー内科

2025年11月09日

難治性慢性咳嗽とは、原因疾患の十分な治療にても部分的な改善までに留まり遷延する咳を治療抵抗性慢性咳嗽とし、集学的な評価と治療トライアルにても原因疾患が特定できない咳を原因不明慢性咳嗽と定義されています。

また、咳過敏症症候群(cough hypersensivity syndrome)とは、低レベルの温度的刺激、機械的・化学的刺激をきっかけに生じる難治性の咳を呈する症候群とされています。

具体的には通常では咳を生じない下記のような臨床像を認めます

・喉の乾燥やイガイガ感

・空気が乾燥していると咳が出る

・会話中や歌唱中に咳が出る

・香水などの香りで咳が出る

・胸やけがある

・食事中に咳が出る

咳嗽や痰の診断や治療においては、原因疾患に加えて、症状を悪化させる外的因子(感染、喫煙、薬剤など)や内的因子(上気道疾患、GERD、肥満、うつなどの併存症)を評価することが大事になってきます。

咳過敏症は、上記のような特性の評価項目に含めれていて、このことを見過ごして行われる『原因』だけの治療はしばしば不成功に終わることがあります。

患者さんの咳治療において、咳が治癒することが一番の目標ですが、それ以外に期待することとして、

・咳の症状の早い改善 ・咳症状のない時間や日数の増加 ・咳の悪化の予防

などが、患者さんの認識にあることが報告されています。

当院では、治療目標を患者さん個々に設定し、咳過敏症と考えられる患者さんにはP2X3受容体拮抗薬という薬剤も使用することが可能です。上記のような臨床像にあてはまってお悩みの患者さんは是非当院にご相談ください。

院長 松原 宙

記事監修:上板橋診療所 
院長 松原 宙

平成9年(1997年)に岩手医科大学医学部を卒業後、同年千葉大学医学部附属病院呼吸器内科に入局。千葉大学医学部大学院加齢呼吸器病態学にて平成18年(2006年)に医学博士を取得。大学病院および千葉労災病院、成田赤十字病院、国立千葉医療センター、斎藤労災病院など複数の関連医療機関で呼吸器内科診療に幅広く従事しました。

資格・専門性:日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、禁煙学会認定禁煙指導医、医学博士の資格を持ち、現在は地域のかかりつけ医として丁寧でわかりやすい診療を心がけています。

TOP