2026年9月06日

インフルエンザ感染症は感染動向的には2026/08月以降は昨年に比較して増加以降です。最近は当院でもA型陽性者が1日2例ぐらい認められるようになっています。
インフルエンザ感染症には下記のような特徴があります。
・インフルエンザウイルスを原因とする呼吸器感染症です。
・主な症状は発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、咳、鼻水などです。一般的な「風邪」に比べ、
全身症状が強いことが特徴です。
・多くの人は1週間ほどで回復しますが、高齢者や心疾患など基礎疾患がある方は、肺炎を伴
うなど重症化することがあります。
・治療には抗ウイルス薬(オセルタミビル、マルボキシル等)と症状を和らげる対症療法があります。
ここで治療薬の選択について説明します。
12-19歳、および成人について:A型についてはマルボキシルは、他の内服薬と同等の推奨ですが治療効果は優れていると報告があります。B型についてはマルボキシルを第一選択薬にとして推奨されることが報告されています。以前懸念されていた、変異株については現時点で市中での伝播の報告はありません。
12歳未満の場合について:A型についてはオセルタミビルが推奨されています。B型についてもオセルタミビルが推奨されていますが、6-11歳のB型については使用の推奨があります。
対策のポイント
・こまめに手洗い、手指消毒
・着用が効果的な場面でのマスク着用
・休養、栄養、水分補給
・換気
現在はA型のインフルエンザ感染症を念頭にいれて風邪症状を認めたときに対応していくことが大事で、特に子供さんや高齢者の方は重症化による入院のリスクもあります。まずは医療機関を受診し必要に応じて抗原検査を受けて診断から治療につなげていくことが必要です。
当院では発熱患者さんに対して抗原検査が迅速に行えます。また、風邪症状だけでも必要に応じて抗原検査を行うように心がけております。上記のような心配がありましたら是非当院にご相談ください。